汎用CMS Geeklogはフレームワークを提供する
- 2007/12/17 20:06 JST
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汎用CMSとは,ポータルサイトのしくみを最初から持ち合わせ,さらに,あらゆるカスタマイズ開発を受け入れる関数環境を提供したコンテンツマネジメントシステムだ。
追加機能として提供されていないものは,新たにプラグインなどを開発することになるが,本体は一切修正することなく機能を拡張できる。システムを運用中でも,プラグイン管理画面でプラグインを追加したりはずしたりも可能だ。
プラグインは開発環境が提供されているのでその枠組みに乗っ取って開発すればよい。
Geeklogもプラグインが開発されて提供されているが,特にカスタマイズ開発の手法が非常に多岐にわたって用意されており,カスタマイズ開発を行いやすい。
商品DBによるページを商品IDを引数にして表示するプログラムを開発したGeeklog事例がある。
- 会社ホームページ(http://www.della.co.jp/)における商品紹介(商品DBを参照して表示)
http://www.della.co.jp/catalog/index.php?code=DLMF-3907 - オンラインショッピングサイト(http://www.della.co.jp/club/)における商品紹介(商品DBを参照して表示)
http://www.della.co.jp/club/catalog/index.php?code=DLMF-3907
どちらも同じDBを参照して表示しているが,それぞれのテーマシステムを利用しているので自動的にそのサイトのテーマで表示される。
Geeklogは関数がよく整理されており,カスタマイズするための関数が非常に多く用意されていることに気が付く。たとえば,データベースを開発するには,lib-databese.phpというデータベース関係の関数が非常に整理して揃っているのでこれを使えばすぐに開発できる。
静的ページPHPという機能もあるが,この事例サイトでも非常に多用されている。特にこのサイトの英語の会社概要の表示ページでは,グローバル変数に,言語やそのページで表示させたいブロック名,そのページタイトルを英語で指定した上で,ヘッダを表示する関数,コンテンツエリアに書き出したいHTMLを echo,最後にフッタを表示する関数を実行するだけだ。
参考: