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オープンソース「島根県CMS」公開

  • 2008/02/19 23:14 JST
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島根県CMSは、Ruby on Railsで作られた行政機関向けのCMSで,今月14日,GPLで公開された。

島根県公式ホームページでさっそく利用されているのだが,よみあげ・ふりがな・もじ大きく/小さく・いろ・その他詳細設定が可能になっている。文字を音声合成して読み上げるが,これは東京大学などが開発しているオープンソースの擬人化音声対話エージェント研究開発プロジェクト「Galatea Project」を利用しているという。これが標準になれば,もう,高価な読み上げソフトウェアなど不要になってくるというわけだ。

参照:ITpro 島根県のホームページ管理システムがOSSとして無償公開,地元企業がRubyで開発

島根県としては,今後はベンダー・ロックインに苦しむことなく,しかも地域振興を兼ねることができる。

さらに多くのRuby技術者を養成し, 一大情報産業に仕上げていくことさえ可能になった。

地方が情報産業を育てるのに,オープンソースが大きな武器になる良い見本だ。

Geeklogでも読み上げソフトの開発をしてみたい。 いっしょに組んでもらえる第2の島根が現れないものか…

ともかくオープンソースが地方でビジネスになる良い見本になりそうだ。