太陽と緑とSOHO
- 2007/11/20 13:59 JST
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生きていくためにどこからお金が入るのか,これは非常に重要なファクターだ。
会社にいるころには,会社がすべてだ。それは,生きていくための生命線になるからだ。
会社をやめると会社とひも付きの関係が清算される。
好きな仕事を,気の合う会社とだけ取引して仕事ができるSOHOは自由だ。
毎日通勤しなくてよいので,少々都会から離れても大丈夫。
クライアントとの打ち合わせは,ほとんどほんの数回で済んでしまうものだからだ。
毎日会って会議しようなんてクライアントならつきあわなければ済むだけだ。
自分で仕事をコントロールするので,時間の使い方も自由。
太陽をいっぱいあびながら,家族との時間も十分にとれる。
都会から離れて緑ゆたかな地域で,良い空気を吸いながら,健康的な毎日を送れる。
今も目の前の窓を開ければ緑いっぱいの景色がひろがる部屋でこのブログを書いている。
SOHOは,だから人気なのだ。
ただし,SOHOになるなら開発など,高度なスキルが必要だ。あるいはオンラインショッピングサイトなどWEB運営スキルが必要だ。
SOHO支援サイトを運営しているので傾向がよくわかるのだが,単純な入力作業は個人情報保護法が施行された昨年あたりからばったりとSOHO支援サイトに来なくなった。大阪ではもっと前から,単純なデータ入力の受注が落ち込んでいたが,東京でもその傾向が強く,東京におけるデータ入力専門のスキルの高いチームを組んでいるSOHOでさえ廃業を考えるほどなのだ。
だから,いわゆる単純入力作業である在宅ワークは,SOHOにはもういっさい仕事が回ってこないと思ったほうが良いし,もしそういうSOHOを求めている会社があるのなら,しかも初心者でも大丈夫とうたっている会社であるならなおさら悪徳商法を疑ってかかったほうがよい。いや,もう最初からそんな仕事はもう無いんだと目を向けない方がよい。個人情報保護法を恨んでも仕方が無い。
もし調べるのなら,「(会社名) 悪徳」これでをGoogle検索することだ。(会社名)にはもちろん在宅ワークを斡旋する会社名を入れる。たいてい1ページ目か2ページ目あたりですぐに判断がつくだろう。もし問題のある会社なら,悪徳商法にひっかかったという告発ブログや掲示板の書き込みがやまほど検索されるはずだ。