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データセンター設置のWindowsマシンをクラウドで利用

  • 2009/12/05 21:57 JST
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今回は,弊社で紹介させていただくことになった,クラウドサービスについてのご紹介です。

 

データセンター設置のWindowsマシンをクラウドで利用できるサービスがあります。

情報流出が怖くないですか?持ち歩くノートPCの紛失から自宅のPCの盗難など様々なリスクが考えられます。

Windowsクライアントのシステムの場合,仕事はオフィスでしかできないといった不便を感じたことはありませんか。クラウドに設置すればすぐに解決します。アクセスなどのアプリケーションを,クラウドを通してどこからでもアクセスできるようになります。

ハードディスクのクラッシュが怖くありませんか?データセンターに置いてあるならどこよりも安心です。

ログインすると,データセンターに置いてあるPCの画面がそのまま手元のPCに表示されます。

画面の動きが転送されるわけで,動画はつらいですが,それ以外であれば問題ありませんし,たいていの自前のPCよりデータセンターにおいてあるPCのスペックのほうが高いので,処理速度はかえって高速になってストレス軽減になるくらいじゃないかと思われます。

毎回データセンターのPCにアクセスしてログインする手数は増えますが,なにかあったときのことを考えると安心のサービスだと思います。

このサービスを,1台から契約できるということで, 情報をセキュアに運用したい企業へ,そして,テレワーク・ノマド型ワークスタイルへ移行させるためのツールとしても期待できそうです。

詳しくはPCお預かりサービスのごあんないをご覧ください。

SOHO支援団体~財団法人日本SOHO協会は再生できるのか~

  • 2009/11/24 15:44 JST
  • 表示回数 6,245

先日,現在の活動をオープンソースリソース研究会で発表したなかで,SOHO支援事業が,時代が変わってきた中で要らなくなったというくだりに随分納得した,という感想をいただいた。

1998年当時,SOHO支援団体としてIvy SOHOを立ち上げた。当時は必要とされるピークだったのではないだろうか。

どんどんひとが集まり,熱気があり,期待もされた。

当時は企業から流れてくる案件を細分化してSOHOに委託する事業が多く,発注額も数100万円というようなものまであったので,リスクをかかえながらも,当時1万人を超えるSOHO支援サイト参加者から,スキルの高いメンバーを選りすぐったり,受発注経験を重ねて定常発注メンバーを増やすことで対応した。

ところが,他のSOHO支援団体(?)では,高価格な業務の横流しによる利益を得ているといううわさを聞く様になったり, 高額の案件が少なくなってリスクばかりが高まることで嫌気が差し,業務委託事業はほどほどにする方針に変えた。このころ,あちこちに立ち上がっていたSOHOグループやSOHO支援団体も急激に姿を見せなくなっていた。 ますますWEBが充実して,発注先を,SOHOグループに委託する必要がなく,直接受託できる企業をWEBで探せるようになったたからだ。

それよりも,SOHOがこれから起業するにあたっての支援のためのセミナーが必要だと考えて,弁護士,弁理士,税理士,社労士の先生方を呼んだり,SEOやWEBカラーの専門化を呼んでセミナーを開いた。

そういうなかで,これからのSOHOに特に必要だと思われたCMSを,当時日本で紹介されていた5~6件のCMSの中から選んだのがGeeklog。

Geeklogは,ポータルサイトもつくれる汎用CMSで,WEBでビジネスを行ったり,WEB開発サービスを行うにあたっても協力なツールになると感じ,Geeklogにほぼ1本に絞ってOSS活動にのめりこんだ。

Geeklogを選んだのは,2004年当時。そのころにはもうSOHO支援団体の意味合いも随分薄れてきつつあった。

それでもまだ期待するところはあったので,2007年,東京移転と同時に,財団法人日本SOHO協会に幹事として参加し,年に1回の大イベントであるSOHO DAYではOSSをテーマに シンポジウム内で,パネルディスカッションを開いた。

経緯はここでは省くが,この夏,わたしは辞表を出した。

そうして理事会があらたに再結集されたわけだが,SOHOを考えていろいろこれまで企画を出してきたわたしをふくめたSOHOサイドの理事たちへは一切声がかからなかったようで,知らない間に新理事が加わり理事会だけは開催されたと聞いた。

そして,ことしのSOHO DAYはどうやら流れてしまったらしい。

イベントも開けず,ホームページの更新もできない今の状況が続くようなら,また,協会が発信する理念をあらたに構築できないのなら,SOHOからSOHO協会へ求めるものもますますなくなっていく。

いつか打開する日がくるのだろうか。

なぜGeeklogを選んだのか

  • 2009/10/31 21:54 JST
  • 表示回数 3,060

そもそもなぜわたしがGeeklogを選んだのか,それはかなり直感的にこれはいいとぐっとくるものがあったからだ。当時日本で全盛のCMSがすでにあっのだが,それをふりきるようにGeeklogを選んだ。

2004年の夏,毎月開催していたセミナーの参加者からCMSという便利なものがあると聞いてはじめて調べたのがオープンソースのCMS。いろいろなCMSがあるなかで,管理操作がスマートで軽快。ソースを見てもとてもきれいでハックしやすいGeeklogを選んだ。

日本語化は不完全なものだったが,管理画面の出来はオープンソースCMSの要だ。

非常に運用者にやさしいわかりやすく直感的な操作環境を提供してくれるその開発姿勢にひかれた。

日本語公式サイトがあって,初代リーダーのSaYさんの記事から,その人柄にも好感を覚えて,神聖視さえしたほどだ。

2006年にはじめて技術評論社のSoftwareDesign 3月号にGeeklogを紹介する記事を書いた。そのとき,SaYさんがなぜGeeklogを選んだのか,SaYさんの文章もあわせて掲載した。SaYさんは,2003年当時,海外のCMSをいろいろ探していてSaYさんなりの直感があってGeeklogを選んだはずだが,本家のDirkさんたちとのやりとりが大変あたたかくて気持ちのよいものだったからさらに間違いないと思ったという。

こういったかたちでひとがひとを呼んで,さらにひとの輪を大きくするのがオープンソースの醍醐味だと思う。

ビジネスになるからそのオープンソースを選んだのではなく,そのオープンソース自体に惹かれて,そしてその開発者と出会って,やはりそのオープンソースを生み出しただけのことはある,すばらしい人材だと感嘆し,こころからそのオープンソースを応援し,そしてまわりにひろげていく。

Geeklogを選んだひとが困ってサポート掲示板になにかを書き込んだら,どんな書き込みに対してもだれもが親切で丁寧に対応している。参加して間もない参加者なのに,すでにまたさらに初心者に対して同じように親切にサポートをしていただけている。

ひとりの質問に対して,何人もがいろいろと解決策を提案したり,それを解決するためのプログラムを開発したり・・・。

Geeklog公式サイトの参加者は2000人だが,SNSもそれに近い参加者がある。SNSの日記やコミュニティでも,そういったやりとりが日常的にみられる。

ビジネスになるからという理由だけで選んだひとはいない。いや,まずいないはずだ。 だからGeeklogのコミュニティは荒れないのかもしれない。

Geeklogは高機能なのに,非常に軽い。テーマエディタもあるので,テンプレートやスタイルシートの編集も管理画面で簡単にできる。CSS2.0で最初からつくられたテーマがあるのでひとつのスタイルシートを変更するだけでテーマをがらりと変えられる。

レイアウトも非常に柔軟で,どんなレイアウトも可能だ。 

そうだ,デザイナーのこころをつかもう! そんなおもいできょう,Geeklog公式サイトのテーマを変えてみた。

今回のテーマのポイントは,dengenさんのナビゲーションプラグイン。サイトにいくつでも多階層メニューを入れられて,パンくずリストも設置できる。

mystral-kkさんのTwitterプラグインも入れている。管理者ならだれでもつぶやける。Geeklogの開発者たちの生の声がGeeklogJPをフォローするだけですぐに聞ける。

アデリープランニング株式会社提供のデザインを元に少々アレンジ。 コーディングは株式会社アイビー・ウィー。そしてGeeklogの多くのなかまに助けられたことに感謝します。

 

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