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OSC2008Tokyo/Fallで勉強会大集合開催

  • 2008/10/07 10:38 JST
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オープンソースカンファレンス2008 Tokyo/Fallで,勉強会のための勉強会「勉強会大集合」が開催され,勉強会を開いている多くのコミュニティが参加した。

10人規模の勉強会から数百人規模,都市部あるいは地方,遠方でホテル宿泊の勉強会などなど,さまざまな勉強会主催者があつまった。

その魅力とともに,ノウハウや苦労,これからの課題が浮き彫りになった。

モデレータ カーネル読書会(ミラクルリナックス) よしおかさん

わんくま同盟 勉強会,Java-ja他12グループが参加した。

詳細は,勉強会大集合@OSC 2008 Tokyo/Fallに行ってきたのブログで。

当日の様子はNet中継され,もうじき動画も公開される予定だ。

Googleカレンダを基にしたIT勉強会カレンダーを見ると,毎日大変多くの勉強会が開かれていることがわかる。

主催者側の知恵としては,すべて自分でやらないで思い切って任せてしまう,テーマや講師は新規参加者をまきこむ,全国各地でどんどん開いてもらうなどなど。運用で一番の苦労は参加者をどう集めるか,懇親会をどう開くか,人数が当日までなかなか決まらず,キャンセルによって主催者負担が多くなったりするのが問題。大きな勉強会では,懇親会はおのおの自由に開いてもらう。あるいは会場で簡単なものをデリバリで。飲食店を昼から借りて開いてそのまま懇親会へなだれ込む,あるいはネットがつながるなら電源があって飲み放題のカラオケボックスもOK等……。

いろいろなスタイルでの勉強会が報告,提案されて,これなら自分も勉強会を開いてみようかな,という参加者も多かったのではないだろうか。

OpenOffice.orgがなぜ普及しないのか

  • 2008/09/26 02:00 JST
  • 表示回数 4,214

OpenOffice.orgがなぜ普及しないのだろう。高価なMicrosoftのOffice製品をわざわざ購入しなくても,すぐにダウンロードして使えるのに。PCがいくら安くなったとしても,ソフトウェアにかける費用が高いままではうまみ半減。

OpenOffice.orgは「Microsoft Office」と操作性やデータの互換性をもち、「Word」や「Excel」などのファイルを読み書きできる。

なぜ使われないのか…

OpenOffice.orgがLinuxでしか動かないものだと思っているひとがいる。実はLinuxとWindows両方で動く。ダウンロードページを見てほしい。

使われない理由として,大学で積極的に推奨していないのもあるかもしれない。義務教育も含め,コンピュータ教育が盛んになってきたが,OpenOffice.orgを活用している学校が極めて少ないのではないか。

もし学校教育で使われ始めたら,あっという間に広がるはずだ。

いま, OpenOffice.org 3.0のリリースが近づいており,テスターを募集しているようだ。大学などでもっと積極的に利用して,さらにテスター協力をしていってはどうだろう。

日本発のオープンソースがなかなか出てこない,と言われる。だからといって闇雲にオープンソースを日本で出せばよいというものではない。出すのなら世界に通用するオープンソースでなければならない。そのためのスキルアップとして,まずは世界のオープンソースプロジェクトに積極参加することからはじめなければならないはずだ。

まず最初にボトムアップしなければならないのに,裾野も十分に無いまま日本発の…などとぶち上げても空回りするだけだろう。

Geeklog1.5でOpenID対応へ

  • 2008/09/07 11:40 JST
  • 表示回数 2,539

7月,Geeklog本家でGeeklog1.5が公開されて,ようやく日本語化開発が終わって今月5日,日本語版パッケージを公開しました。

今回のGeeklog1.5.0でOpenID対応となりました。正確にはOpenID1.1に対応です。YahoomixiもOpenIDの2.0なのでYahoo、mixiのIDを使ってGeeklogには残念ながらログインできませんが,はてなBloggerは1.1対応なので問題なくログインできます。

ログインがより簡易になることによるメリットは大きいはずです。CMSはどれかひとつに集約するものではなく,限りなく種類やサイトが増えていくものだと思っています。 そのような場合に,アカウントを共通で使える環境を提供するのは,これからのCMSにとって必要条件になるのかもしれません。

さて,日本での開発は,7月からGoogle Codeを利用するようになりました。これでさらに効率的に開発が進んでいくものと期待しています。

開発手法の移行もあって,日本語版は配布が少々遅れました。欧米とは文化が違うのと,携帯への対応も重要になっているので,その対応も必要です。それでもGeeklogの場合は,少なくとも言語だけは切り分けられているのでそこは問題なく日本語版が出せました。英語圏で開発されたものだと,すぐにソース内に言語が混じってしまうものですが,ドイツの開発者が中心となっていることは大きいようです。

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