ようこそ! 株式会社アイビー・ウィー 2024/11/23 07:51 JST

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太陽と緑とSOHO

  • 2007/11/20 13:59 JST
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生きていくためにどこからお金が入るのか,これは非常に重要なファクターだ。
会社にいるころには,会社がすべてだ。それは,生きていくための生命線になるからだ。

会社をやめると会社とひも付きの関係が清算される。
好きな仕事を,気の合う会社とだけ取引して仕事ができるSOHOは自由だ。

毎日通勤しなくてよいので,少々都会から離れても大丈夫。
クライアントとの打ち合わせは,ほとんどほんの数回で済んでしまうものだからだ。
毎日会って会議しようなんてクライアントならつきあわなければ済むだけだ。

自分で仕事をコントロールするので,時間の使い方も自由。
太陽をいっぱいあびながら,家族との時間も十分にとれる。
都会から離れて緑ゆたかな地域で,良い空気を吸いながら,健康的な毎日を送れる。
今も目の前の窓を開ければ緑いっぱいの景色がひろがる部屋でこのブログを書いている。

SOHOは,だから人気なのだ。

ただし,SOHOになるなら開発など,高度なスキルが必要だ。あるいはオンラインショッピングサイトなどWEB運営スキルが必要だ。

SOHO支援サイトを運営しているので傾向がよくわかるのだが,単純な入力作業は個人情報保護法が施行された昨年あたりからばったりとSOHO支援サイトに来なくなった。大阪ではもっと前から,単純なデータ入力の受注が落ち込んでいたが,東京でもその傾向が強く,東京におけるデータ入力専門のスキルの高いチームを組んでいるSOHOでさえ廃業を考えるほどなのだ。

だから,いわゆる単純入力作業である在宅ワークは,SOHOにはもういっさい仕事が回ってこないと思ったほうが良いし,もしそういうSOHOを求めている会社があるのなら,しかも初心者でも大丈夫とうたっている会社であるならなおさら悪徳商法を疑ってかかったほうがよい。いや,もう最初からそんな仕事はもう無いんだと目を向けない方がよい。個人情報保護法を恨んでも仕方が無い。

もし調べるのなら,「(会社名) 悪徳」これでをGoogle検索することだ。(会社名)にはもちろん在宅ワークを斡旋する会社名を入れる。たいてい1ページ目か2ページ目あたりですぐに判断がつくだろう。もし問題のある会社なら,悪徳商法にひっかかったという告発ブログや掲示板の書き込みがやまほど検索されるはずだ。

SEOとアクセス数のワナ

  • 2007/11/20 13:16 JST
  • 表示回数 2,493

SEO対策をするのに,最初に気にするのがアクセス数だと思うが,それはまったくの幻想だ。

アクセス数は増やしたいが,アクセス数がそのページの人気度かというとまったく異なるものだ。

タイトルに惹かれてクリックしたが,失敗したな!とすぐに戻るボタンをクリックするのは日常茶飯事だろう。
そんなアクセス数だけを指標にするのはばかげている。

どこまでじっくり読んで共感してくれて,コメントを寄せてくれたり,リンクしてくれたり,そしてその記事に対する記事をどこかで書いてくれてトラックバックを寄せてくれる…。そういう広がりがあってはじめてそのページの人気があがったといえるわけで,単にアクセスがあっただけではほとんど意味がないのだ。

OSPN SNSにみる失敗しないSNS運営

  • 2007/11/20 12:57 JST
  • 表示回数 2,528

SNSの運営で失敗するのはたいてい次のような理由だ。

  1. 運営SNSのテーマに魅力がない。
  2. ターゲット層のITスキルが低い。
  3. 中心となる運営者がネット人脈を持たない。
  4. 運営者が居心地の良いSNSの設計をしていない。

OSPNは,オープンソースイベントで全国を年6~7回のペースで開催するオープンソースではもっともユーザが集まるコミュニティだ。ユーザグループはこれまでほとんどのオープンソースコミュニティの連絡手段であるメーリングリストでのみ交流してきたが,それではコミュニケーションにも限界があるのでSNSを提案してOSPN SNS(http://ospn.jp)を新設した。昨日ブログで紹介して昨日の登録者数は35名,現在の登録者総数はメーリングリストへの告知もあって 135名。最終的に数千人から数万人規模のコミュニティに育って欲しい。

現在のOSPN SNS(http://ospn.jp)

OSPNに参加している層は,元々コンピュータ操作が得意な層だ。総合的なオープンソース交流の場としての必要性は高く,参加者のITスキルは十分で,ネットワークはリアルもオンラインも十分にある。あとは,いかに運営者が参加者に対して居心地の良いSNSを提供できるかだ。

デザイン
まず一番にデザインだ。OpenPNEをインストールしてそのままのデザインで放置して集客できるわけが無い。コミュニティにふさわしく,このサイトに毎日来たいと思わせるようなデザインでありたい。あまりゴテゴテせず,シンプルなほうが良い。SNSは内部コミュニケーションサイトなので,外向けの情報発信サイトは別に設置して,性格をはっきりと切り分けると参加者は迷わない。すべてをSNSでやろうとは思わないことだ。

プロフィール
プロフィール項目は,mixiなど用意されたSNSに参加するのではなく,自身で設計する場合にはコミュニティカテゴリ同様,自由に設定できる項目なのでぜひカスタマイズしたい。ここもデフォルトのままでは効果半減だ。OSPN SNSでは,特にオープンソースコミュニティの運営・参加状況,OSCへの出展・参加状況を追加している。MixiのURLも掲載して,さらに相互に連携するためのプロフィール項目を用意した。お互いに,はじめてのコミュニティにおける交流で,どんな活動をしているのか不安でも,プロフィールを見るだけでわかるので安心だ。メーリングリストにはだれにメールがわたっているのかもわからないし,プロフィールページという概念がないので発言者はどんなひとなのかもよくわからないので不安だが,SNSでは常時確認できる。

コミュニティカテゴリ
コミュニティガテゴリは必ず変更したいところだ。デフォルトでカテゴリが用意されているが,ほとんど活用されないようなカテゴリは一切削ってしまうことだ。OSPN SNSでは,大きく,主催者側が設置するOSPNカテゴリ,オープンソースコミュが自由参加するカテゴリ,オープンソース交流のためのカテゴリ,OSPN 運営者専用の非公開用のカテゴリのおおきく4つを設置した。特に,オープンソースというカテゴリの中に,Wikipediaのオープンソース項目にならって,細かくカテゴリを設置した。その中に,様々なオープンソースコミュニティが生まれていくことを願っている。また,オープンソースの相互交流のためのカテゴリや地域での交流の場のためのカテゴリも設置した。運営者グループだけの非公開コミュニティやOSPN出展者専用コミュニティ,全員が参加してSNS の運用をかんがえるコミュニティなどもある。
こうしていろいろな参加者の声を聞きながらみんなで良くしていこうという機運を高めることができれば成功だ。

コミュニティ
コミュニティは,作ったら必ずコミュニティアイコンを設置しよう。それがシンボルマークになる。まずマイフレンドに紹介して参加してもらい,副管理者を任命して複数体制で運営することだ。主催者側で設置するコミュニティは,特別なidであるid1はメールアドレスとパスワードを共有し,運営グループ共有のアカウントとして共同運営する。また,最初に,こんなスレッドは立つだろう,あるいは立って欲しいと思われるものは,あらかじめ運営者が立てておくと,参加者も安心してコメントしていける。

日記
日記は運営者グループがまず最初にこまめに書いていこう。日記にはお互いにレスをつけあう。そうやって,はじめての参加者は,どんなひとが運営しているのか,日記はどのように書けばよいのか自然にわかる。日記には,困ったことがあればそれも素直に書けばよい。だれかが解決方法をコメントしてくれるだろう。そうやって助け合いの雰囲気をSNS全体に広げていくことだ。

SNSの活動指標として何人参加しているかは大した問題ではない。どれだけ個々にそのSNSが必要として参加しているかだ。SNSがはじめてのひとも,使い慣れているひとたちの動きをみながら徐々に慣れていく。みんなで運営をかんがえるコミュニティで,どんどん意見を出していってもらい,それを吸い上げながら改善していき,居心地の良いSNSを構築していけばよい。意見を吸い上げる場を十分に用意していくことが肝心だ。あとはどんどん個々に盛り上がっていくのをただ見守り,ひとりの参加者としてたのしく参加していくだけだ。

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