SNSは異業種交流に適している
- 2006/10/01 00:52 JST
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SNSであれば、日記という形で日常のなんでもない話題をボソッと発言することができます。
この、ボソッと、というところがミソです。
このようななんでもない話題、一般の掲示板で意見を言うまで熟していない、とりたててどうということのない話題が、日記では許されるし、気を緩めて書くことができる、これが実は大変重要なポイントになります。
掲示板というと、既出の問題ではないのかとか、この発言でどういう反応が返ってくるのか、問題のある発言かどうか、いろいろな方向から練った発言を行わなければならず、そのため、気軽になんでも発言できません。
それがSNSを利用するといとも簡単にできるわけです。
何気ない話題の日記を誰かが見て、その解決策を示唆したり、それを見て、もっと良い方法を提案したり、と、SNSでの交流ではそれが相当フレキシブルに行われていきます。その話題でコミュニティというコミュニケーションの場でさらに昇華させていくこともよくあります。
SNSは、同窓会などきがるなお遊び的な交流だけではなく、技術交流、特に異業種交流に向いたコミュニケーションツールなのではないかと思います。
現在、SOHOの交流を目的に、仕事情報の配信もあわせて行っているIvySOHO SNSでは、日々のお互いの日記からヒントを得て様々な分野の開発者が交流を深めて新しい開発へと結びつける、そういった交流が生まれています。
SNSは単なるおあそび的コミュニケーションとしてだけではなく、そういう発想の交流を助けるコミュニケーションツールとして、もっとひろい範囲で取り入れてよいツールなのではないでしょうか。